慶良間諸島ダイビング:透明度30m超、約250種のサンゴ、ウミガメ遭遇率は座間味島で特に高い。体験ダイビング1回8,000〜15,000円、ファンダイビング2本15,000〜20,000円が相場。ビーチシュノーケリングは無料(レンタル別途)。ベストシーズンは4〜10月。冬も水温20℃前後でウェットスーツ着用でダイビング可能。那覇から高速船で35〜60分。
慶良間諸島の海は透明度30m超、サンゴ被度50%超、ウミガメ遭遇率の高さで世界中のダイバーを魅了しています。2014年に31番目の国立公園に指定された慶良間は、那覇から高速船で約35〜60分というアクセスの良さも魅力です。体験ダイビングからファンダイビング、ビーチシュノーケリングまで、慶良間の海を楽しむための情報を網羅します。
慶良間の海が世界レベルである理由

慶良間諸島が「ケラマブルー」と呼ばれる所以は、黒潮の分流が運ぶ透明な外洋水にあります。透明度は年間を通じて20〜30m、好条件なら50mに達することもあります。2014年の国立公園指定以降、サンゴ礁の保全が強化され、約250種のサンゴと多様な海洋生物が豊かな生態系を維持しています。
特筆すべきはウミガメとの遭遇率の高さです。渡嘉敷島のアリガーケーブル周辺や阿嘉島のニシ浜では、体験ダイビングやシュノーケリングでも高確率でアオウミガメやタイマイに出会えます。座間味村ではウミガメの産卵地保護活動も行われており、毎年5〜8月に砂浜への上陸・産卵が確認されています。
また、慶良間海域はザトウクジラの繁殖海域としても知られ、1〜3月には島近海でホエールウォッチングも楽しめます。ダイビングとホエールウォッチングを組み合わせた冬季限定ツアーも人気があります。
島別おすすめダイビングスポット

渡嘉敷島
阿波連ビーチ沖の「アリガーケーブル」はウミガメの高確率遭遇ポイント。水深5〜18mの緩やかな砂地とサンゴ根が広がり、初心者から上級者まで楽しめます。「野崎」は大型のテーブルサンゴが群生する慶良間屈指のスポットで、ファンダイバーに人気です。島内にはダイビングショップが10軒以上あり、体験ダイビングの催行も豊富です。
座間味島
古座間味ビーチでのビーチエントリーシュノーケリングが手軽で人気。「男岩(うがん)」は大物回遊魚とサンゴの群生が見られる上級者向けポイントで、イソマグロやロウニンアジとの遭遇が期待できます。「ドラゴンレディ」は座間味を代表する初中級者向けポイントで、白い砂地に点在するサンゴ根にカクレクマノミやハナゴイが群れています。座間味村はウミガメの調査・保護活動でも知られ、遭遇率は慶良間3島の中で最も高いとされています。
阿嘉島
ニシ浜ビーチは浅瀬からサンゴとウミガメが見られ、シュノーケリングでも十分に楽しめます。水深3m程度の浅場にもエダサンゴの群落が広がり、カラフルな熱帯魚が泳いでいます。ダイバーが少なく、静かな水中世界を堪能できるのが最大の魅力です。「佐久原(さくばる)」は外洋に面したダイナミックな地形ポイントで、ドロップオフ沿いにグルクンの大群やナポレオンフィッシュが見られることもあります。
料金の目安

| メニュー | 料金目安 | 所要時間 | ライセンス |
|---|---|---|---|
| 体験ダイビング(1本) | 8,000〜15,000円 | 約2〜3時間 | 不要 |
| ファンダイビング(2本) | 15,000〜20,000円 | 約半日 | 要(OW以上) |
| シュノーケリングツアー | 4,000〜8,000円 | 約2〜3時間 | 不要 |
| ビーチシュノーケリング | 無料(レンタル1,000〜2,000円) | 自由 | 不要 |
料金はショップや時期によって異なりますが、上記が2026年時点の一般的な目安です。体験ダイビングには器材レンタル・保険・ボート乗船料が含まれるのが通常です。GWや夏休みは繁忙期料金が適用されるショップもあるため、予約時に確認してください。複数回のダイビングを予定している場合は、2日間パックや宿泊セットプランを利用するとお得です。
シーズンと水温

| 時期 | 水温 | 透明度 | おすすめ度 |
|---|---|---|---|
| 1〜3月 | 20〜22℃ | 25〜30m | ◎ ホエール+ダイビング |
| 4〜6月 | 22〜27℃ | 30m+ | ◎ ベストシーズン |
| 7〜8月 | 28〜29℃ | 20〜30m | ○ 台風リスクあり |
| 9〜10月 | 26〜28℃ | 25〜30m | ◎ 秋の安定期 |
| 11〜12月 | 22〜25℃ | 25〜30m | ○ 北風注意 |
水温は夏(7〜9月)28〜29℃、春秋22〜26℃、冬(1〜3月)20〜22℃。冬でも5mmウェットスーツ着用で快適にダイビング可能です。ベストシーズンは水温・透明度ともに安定する4〜6月と9〜10月。7〜8月は台風リスクがありますが、海況が良ければ最高のコンディションです。北風が強い冬季(11〜3月)は島の南側のポイントが穏やかで、ポイント選択の幅は狭まりますがダイビング自体は可能です。
予約と持ち物

ダイビングショップは事前予約が基本です。特にGW・夏休み・シルバーウィークは1〜2ヶ月前に満席になるショップもあるため、早めの予約を推奨します。予約は各ショップの公式サイトまたは電話で受け付けていますが、アソビューやじゃらんなどのOTAからも予約可能です。
持ち物は水着・タオル・日焼け止め(サンゴに優しいリーフセーフ製品推奨)・酔い止め薬(ボートダイビングの場合)。ダイビング器材は全てレンタルできるため、ライセンスカードと水着があれば参加可能です。水中カメラのレンタルを行っているショップも多く、初めての方でも水中写真を楽しめます。
ダイビング後は飛行機搭乗まで18時間以上(複数本の場合は24時間以上)あける必要があるため、最終日のダイビングは避けてください。帰りのフェリーは問題ありませんが、その日のうちに那覇空港から飛行機に乗る計画は推奨しません。









