沖縄の離島フェリー・高速船のペット乗船ルールを全航路別にまとめた完全ガイド。鹿児島⇔那覇のマルエーフェリーはペットルーム完備(小型犬・猫・小鳥対応、料金1,570円)。八重山の安栄観光・八重山観光フェリーはケージ入りの小型ペットのみ甲板持込可。座間味・渡嘉敷航路は小型ペットのケージ入りで客室外デッキに持込可。久米商船・伊江村営フェリーは要確認。離島間高速船でのペット対応は限定的。
ペットと一緒に沖縄の離島へ行きたい。しかし「どのフェリーにペットを乗せられるのか」の情報は驚くほど少なく、各運航会社に個別に確認するしかないのが現状です。
この記事では、沖縄県内の主要フェリー・高速船全航路のペット乗船可否・条件・料金を一覧にまとめます。2026年3月時点の情報です。乗船前に必ず各運航会社に最新情報をご確認ください。
沖縄フェリーのペット乗船ルール — 3つの基本パターン

パターン1: ペットルーム完備型 — 専用の空調付きペットルームにケージごと預ける方式。客室への持込は不可。いつでも様子を見に行ける。(マルエーフェリー等)
パターン2: デッキ持込型 — ケージに入れた状態でデッキ(甲板)に持ち込める方式。客室内は不可。雨天時は屋根付きデッキを利用。(安栄観光・座間味航路等)
パターン3: 乗船不可 — ペットの乗船を一切認めていない航路。介助犬・盲導犬は法律上いずれの船舶でも乗船可能。
航路別ペット乗船ガイド

鹿児島⇔沖縄(長距離航路)
マルエーフェリー(鹿児島⇔那覇・本部):
ペット乗船可能。「フェリーあけぼの」「フェリー波之上」にはペットルーム(空調完備)あり。料金は鹿児島⇔那覇間で一律1,570円。対応ペットは小型犬・猫・小鳥(ケージまたはバスケットに入る大きさ)。客室への持込は一切不可(介助犬を除く)。ペットルームへの出入りは常時可能。大型犬はペットルームに入らないため貨物扱い(要問合せ)。
マリックスライン(鹿児島⇔那覇): マルエーフェリーと交互運航。ペット対応は要電話確認(099-225-1551)。
八重山諸島(石垣港発)
安栄観光・八重山観光フェリー:
小型ペットはケージ入りでデッキ持込可能。客室内への持込は不可。ケージから出すことも不可。中〜大型犬は乗船不可の場合あり。乗船前にカウンターでペット同伴の旨を申告してください。料金は基本的に無料(ケージ持込扱い)ですが、混雑時は乗船を断られる場合があります。竹富・小浜・黒島・大原・上原・鳩間・波照間の全航路で同じルール。
慶良間諸島(那覇泊港発)
フェリーざまみ・クイーンざまみ(座間味・阿嘉航路):
小型ペットはケージ入りでデッキ(甲板)に持込可能。客室内への持込不可。フェリーはデッキスペースが広いため比較的余裕あり。高速船クイーンざまみは座席スペースが限られるため、乗船前に確認推奨。座間味村役場那覇出張所(098-868-4567)に事前確認を推奨。
フェリーとかしき・マリンライナーとかしき(渡嘉敷航路):
小型ペットはケージ入りで持込可能(デッキ)。条件は座間味航路とほぼ同様。渡嘉敷村に事前確認推奨。
久米島航路
久米商船(那覇⇔久米島): 小型ペットのケージ入り持込は可能とされていますが、船舶により対応が異なる場合があります。事前に久米商船(098-868-2686)に確認してください。
KOJ久米島オーシャンジェット(2026年5月就航): ペット対応は就航時の規則を確認してください。ジェットフォイルのため客室以外のスペースが限られます。
その他の離島航路
伊江村営フェリー(本部⇔伊江島): 小型ペットのケージ入り持込は可能。車両甲板にケージを置く場合もあり。事前確認推奨(0980-49-2255)。
久高海運(安座真⇔久高島): 小型船のためスペースが限られる。小型ペットのケージ入りで対応可能な場合があるが、事前確認必須。
粟国航路・大東航路・伊平屋航路・伊是名航路・多良間航路: いずれも事前に各運航会社に確認が必要です。小規模航路のため明確なペット規則が公表されていないケースが多い。
ペットと沖縄離島に行く際の注意点

1. 離島には動物病院がないことが多い: 沖縄本島・石垣島・宮古島には動物病院がありますが、慶良間諸島・八重山の離島(竹富・波照間等)にはありません。万一の際は本島まで搬送が必要です。
2. 夏季の暑さ対策: デッキ持込の場合、夏季はデッキの気温が40度以上になることがあります。日陰を確保し、十分な水分を用意してください。
3. 狂犬病予防接種証明: 犬の場合、各社とも1年以内の狂犬病予防接種証明書の提示を求められる場合があります。必ず携行してください。
4. 繁忙期は断られる可能性: GW・お盆・年末年始などの繁忙期は乗客が多いため、ペット同伴を断られるケースがあります。閑散期の利用を推奨します。
欠航に備える旅行保険
台風や悪天候による欠航でホテル延泊・飛行機変更が必要になった場合、旅行保険でカバーできることがあります。特に離島旅行では加入を強く推奨します。
よくある質問(FAQ)

- Q. 大型犬を沖縄の離島に連れて行けますか?
大型犬が乗船可能なのはマルエーフェリー(鹿児島⇔那覇)の貨物扱いのみです。八重山や慶良間の高速船・フェリーは小型ペット限定です。飛行機も短頭種の制限があります。
- Q. ペットの乗船料金はいくらですか?
マルエーフェリーは1,570円。離島間の高速船・フェリーは無料(ケージ持込扱い)のケースが多いですが、航路により異なります。
- Q. 猫はフェリーに乗れますか?
はい、ケージに入れた状態であれば犬と同じ条件で乗船可能です。脱走防止のため、しっかりしたケージを使用してください。
- Q. 介助犬・盲導犬はどうですか?
身体障害者補助犬法により、介助犬・盲導犬・聴導犬は全ての旅客船で客室内同伴が認められています。










